コラム

2020.3.2

日本には「生き方選び」を教えてくれる人が少ない

こんにちは!日本10周中のライター、ブルゾンみきおです!

突然ですが・・・・・。

今思い返すと、僕は就職するタイミングで「生き方選びに失敗した」と思います。

そもそも「生き方選びってなんやねん」という感じかもしれませんが、「生き方」は「働き方」だけではなく「暮らし方」といった要素で構成されると、僕は考えています。

そして、僕は大学3年の時に「就活」の名のもと、「企業選び」はしたのですが、「どのように暮らすのか?」に関しては無頓着だったのです。

なので、「生き方選びに失敗した」と感じてしまったんでしょうね。

でも、僕みたいに「働き方」「暮らし方」に無頓着なまま就職をしてしまった人は多いのではないでしょうか?

ライターのプロフィール

ブルゾンみきお


日本10周中のライター。サラリーマンとして生きづらさを感じ、脱サラしてフリーライター・ブロガーとして活動中。高知嶺北を拠点に、PC一台で稼ぎつつ定期的に旅をしてます。 地方移住・人材採用・脱サラ・キャンプ・アウトドア・インタビュー・レビューなどが得意分野です。 お仕事の依頼はTwitterのDMまで!(@OOHORI_bicycle)

この記事の目次

僕は人生を変えたかった


僕は、新卒で大手人材系企業に入社して2013年4月〜2017年11月の期間でサラリーマンをしていました。

入社した当時はとにかく必死に働いていたのですが・・・・。

3年目・4年目と働くうちに、僕は「自分の人生を変えたい」と思うようになっていきました。

これは、生き方選びに失敗したことが関係していると思っています。

働き方への違和感


「人生を変えたい」と思うようになったのは、働いていくうちに、働き方への違和感を感じるようになっていったことがキッカケです。

というのも、僕が入社してすぐ「パソコンシャットダウン」という制度が生まれました。

この制度は、22時になると全社員のパソコンが強制シャットダウンされる仕組みです。

そして、強制シャットダウンの制度は21時シャットダウン、20時シャットダウンというように段階的に厳しくなっていきました。

当時は、「やった〜!これで早く帰れるぞ!」と思ったのですが、早く帰れるようになっても僕の中での「働き方に対する違和感」は無くなりませんでした。

違和感の正体


そんな折、会社の研修でとある村で就業体験をさせて頂く機会がありました。

研修の最終ゴールは、地元の方たちの労働観や人生観に触れ、自分の労働観や人生観に関して考え直していくというもの。

僕は牧場で働かせていただき、馬の世話をしながら実際に普段働かれている方のお話しを聞かせて頂きました。

その際に一番衝撃的だったのは、働くという事に対する考え方の違いです。

僕は「仕事はキツイ事があるからこそ、成功した時に楽しい」と考えていましたが、地元の方々は「仕事は辛くもないしすごく楽しいものでも無い。生活の一部だ。」と考えていました。

実際に、その村で働いている人は職場に子供を連れてきたり、仕事の途中に抜け出してプライベートな用事を済ませたりしており、それは当時の僕からすると考えられないことだったのです。

なぜなら、僕の中では「働くこと=拘束時間」「パソコンのシャットダウン=仕事を辞めていい時間」だったから・・・。

仕事とプライベートは完全に切り分けられていました。

当時、「こんな働き方もあるんだ!」とハンマーで殴られたような衝撃を感じ、自分の中の当たり前に思っていた事が揺らいだことを覚えています。

暮らし方への違和感


また、同じくらいのタイミングで自分の「暮らし方」にも違和感を感じるようになりました。

僕は幼い頃から父に連れられキャンプや釣りに出かけていた関係もあり、学生時代は自転車にキャンプ道具を積んで全国を旅して回っていました。

大学時代の大半は自転車で山を駆け巡っていましたね笑!

しかし、そんな自分の趣味のことなどは考えずに、僕はなんとなく「働く場所」を選んでしまっていたのです。

当時は東京のど真ん中に住んで働いていたのですが、休みの日になる度に電車に乗って、東京近郊の山に出かけてキャンプをしたり自転車を乗りに出かけていました。

自転車に乗るために、自転車を専用の袋に入れ、山の近くの駅まで移動してから乗ってたのですが、新宿駅とかを通過するのは超大変でしたね・・・。

そして、この頃から「将来は自転車に乗りまくるために山の近くの自然豊かな場所に住みたいなぁ」とぼんやり思い始めていました。

でも、それは「いつか」「将来」だったんです・・・。

直ぐには実現できないと勝手に思い込んでいました。

暮らし方って選べるのかも?

そんな時に出会ったのが、住所不定キャンパー(現ハイパーキャンプクリエーター)のお2人でした。

彼らはキャンプが好きすぎて、キャンプをしながら日本全国を旅している途中だったのです!

「キャンプをしながら生きている??そんな人がいるのか???」と今まで考えていた常識をひっくり返されました。

その頃から、「自分で可能性を狭めていただけで、本当は色々な生き方をしても良いのかも知れない」と思うようになっていったのです。

人生を変えようと決意した時


そして、入社して3年目のタイミングで、ついに僕は「人生を変えよう」と決意して準備を始めます。

僕に「生き方選び」を教えてくれる人はいませんでしたが、なんとなく社外の人を見てみると、「どうも働き方や暮らし方は自由に選べそうだ」ということが分かってきたのです。

実際に僕が変えようと思ったことはいくつかありました。



<働き方に関して>



<暮らし方に関して>



正直、当時の僕は、具体的にどうすればこの働き方や暮らし方を実現できるのかが全く分かりませんでした。

なので、まずは自分が理想とする働き方や暮らし方をしている人に話を聞いて回り、その人達が実践していることをマネることから始めてみることに。

路上商売・訪問販売・せどり・ブログなどなど色々な副業に挑戦し、まずは収入源を作って働き方を変えようと思いました。

そして若干見切り発車ではありましたが、副業である程度稼げるようになったタイミングで、逃げるように脱サラしたのです。

働き方と暮らし方の変化


脱サラ後は挑戦した数々の事業の中から、ブログやライティングといった分野を選択し、フリーランスとして独立しました。

それまで東京のど真ん中に住んでいましたが、高知県の限界集落に移住し、山のそばで暮らすという理想も叶えることができました。


実際にフリーランスとして働き始めると、サラリーマンとして働いていた頃に感じていた「長い時間働くのを強制されたくない」ということに関しては、労働時間が自分の裁量次第になったため達成されました。

今では「働くこと=拘束時間」「パソコンのシャットダウン=仕事を辞めていい時間」という感覚は無くなり、「必要なお金を稼ぐために必要な時間働く」という時間の使い方になっています。

もちろん、良いことばかりではなく、収入が不安定になったり、時にはセルフブラックな状態になったりとデメリットもあります。

でも、自分が納得できないことがあれば、すぐには実現しなくても時間をかければ解決できると思えており、働く時間や働く環境への「自己効力感」は高まったと思います。


また、地方に移住してきたことで「山の近くに住みたい」という僕の理想は叶い、仕事の気分転換に川辺を散歩したり、仕事を早めに切り上げて近所でキャンプをすることもできます。

一方で、趣味と仕事のバランスに関しては、サラリーマンの時よりシビアになったなと感じます。

「どれくらい趣味に時間を使うのか?」「好きなことを仕事にするのか?稼げることを仕事にするのか?」といった今まで考える必要がなかったことについても考える必要があります。

僕の中で、「働き方」「暮らし方」はまだ模索中なのでしょう。

今まで無頓着だったぶん、たくさん失敗もしながら自分の「生き方」を選んでいくんだと思います。

社会では「生き方選び」を教えてくれない


脱サラをして生き方を選びなおした際に思ったことが1つあります。

それは、「ああ、この生活って別にいつでも、その気になれば実現できていたんだろうな」ということです。

昔の僕は「山の近くに住んだら仕事はどうするんだろう?家は?人間関係は?」なんていう事をグルグルグルグル考えてました。

でも実際は、意外と自分の理想に近い生き方をしている人はたくさんいるし、一歩踏み出してしまえば、自分でもできてしまうのだと思います。

それにも関わらず「良い大学に入って大企業に就職すれば安泰。」「住む場所は会社の都合で決まる。」という「当たり前」は根強く残っており、そこからはみ出すのは非常に怖いのです。

「生き方」や「暮らし方」の選択肢を知らない若者は、「普通」の生き方を進むしかなく、まるで「生き方」とか「暮らし方」を選ぶ方法を、わざと教えないように隠しているかのようにさえ思えてきます。

生き方の見本が必要だ


「社会では生き方選びを教えてくれない」なんていうことを書きましたが、「生き方」というのは誰かに教えてもらうものではないのかも知れません。

しかしながら、どのような生き方があるのか?という「生き方の見本」を提示してあげる必要はあると思います。

現状では「転職」という仕組みがあり、働き方に関しては選択できるようになっています。

さらに「働き方改革」も叫ばれリモートワークや時短勤務など働き方のバリエーションも増えてきています。

一方で、暮らし方・生き方に関しては選択する仕組みは少ないのが現状なのではないでしょうか?

どこに暮らして、何を食べて、どんな人と一緒に過ごしてといった暮らし方・生き方には様々なバリエーションがあります。

そして、このタノクラというメディアは、暮らし方や生き方の1つの見本となっていくでしょう。

タノクラを通して、働き方だけでなく、暮らし方・生き方を自己選択し、幸せに生きられる若者が増えると良いですね!



この記事を書いた人

ブルゾンみきお

ブルゾンみきお

日本10周中のライター。高知嶺北を拠点に、PC一台で稼ぎつつ定期的に旅をしてます。 地方移住・人材採用・脱サラ・キャンプ・アウトドア・インタビュー・レビューなどが得意分野です。 お仕事の依頼はTwitterのDMまで!(@OOHORI_bicycle)

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