モバイルハウス
コラム

2020.2.29

永遠のロマン!?「モバイルハウス」で移動しながら生きるって実際どうなの???

「好きな場所で生きたい!」

まだ見ぬ場所、いろんな生き方をする人達との出会い…。

人生を豊かにしてくれる移動生活に憧れる人はきっと多いんじゃないでしょうか。

 

しかし、実際に移動生活をするとしても宿泊や経費など、いろんな事を考えると諦めてしまう人もいるでしょう。

しかし、今はその価値観に大きな変化の時期が訪れているのです。

 

その変化の象徴となるのが「モバイルハウス」という移動式住居。

(出典:https://www.bepal.net/cars/mycar/22206)

主に軽トラックの荷台を改造したり、牽引するトレーラーハウスだったりと車と一体になるため場所にとらわれない生活を実現することができるのです。

今回は、この「モバイルハウス」によって暮らしにどれだけ大きな変化が訪れるのかを紹介します。

 

この記事の目次

家が動く????


動く家!ロマンしか感じない・・・。(出典:https://humblehandcraft.com/)

家とはその土地に根付く「不動産」。移動したくても簡単に移すことはできません。
次に気になる場所ができたとしても、家を引き払ってまでの移動にはお金や次の住まいなどの様々な問題が生まれます。

 

それに対してモバイルハウスは自力で移動ができる住居であり、「可動産」と呼ばれることも。

・・・・・家が動く????

ロマンがある話だと思いませんか。

 

モバイルハウスでどんな暮らし方が実現できるの?

 

ということで、モバイルハウスで実現できる暮らし方はどんな感じなのでしょうか?

 

結論から言うと、「場所にとらわれない、自由な生活」が実現でき、旅を通して結果的によりたくさんの人や場所と出会う事ができます。

「こんな場所があったんだ!」「こんな人がいたんだ!」という気づきを与えてくれる旅をより身近にしてくれるということですね。

 

雨風を凌げて、行きたい時に行きたいところへ行く旅の手段でもあるモバイルハウス。

移動式住居でありながら、簡易住居とは思わせないポテンシャルも持ち合わせています。

 

しかし、もちろん便利なことばかりではありません。不便なことも楽しめる人がモバイルハウス暮らしに向いているのかもしれません。

実際にモバイルハウスを利用した取り組みや暮らしを紹介しますね!

 

エネルギーは生み出せる!身近な資源で自給生活!

(出典:http://satoyama-sha.com/products/about-mobile-house)

・美山里山舎

京都府南丹市美山町宮島地区を活動の中心に「身の周りのもので構築する地域循環型の生活方法を実践・提案」をコンセプトとしているNPO法人「美山里山舎」。

 

こちらのモバイルハウスはインフラが整備されていなくても、問題なし!

なんと、薪の燃焼設備や水力・風力発電を利用した蓄電設備を搭載しているのです。

(出典:http://satoyama-sha.com/products/about-mobile-house)

 

森林資源が豊富な地域や水が豊富な地域など、旅先に合わせて自給的な生活を取り入れることができます。

 

電気に囲まれた現代で、身近な資源を利用して挑戦的な生活を送ることができるのも、モバイルハウスならではです。

美山里山舎のFacebook

 

物が多いだけが豊かさじゃない!洗練されたモバイルハウス

(出典:http://yadokari.net/)

 

・レトロなトレーラーを自宅兼オフィスに

 

アメリカ、カリフォルニア州のマシューさんはレトロなトレーラーを改造!

自身も建築家であるマシューさんはトレーラーの内側を全て壊し、自分の理想のオフィスを実現しました。

 

設計の中で彼は余分な装飾等を最小限にすることを考え、モバイルハウス内部は洗練された印象に。

 

モバイルハウスは、実際に私たちが生きていくのに何が必要で何が余分なのか?

そういった事を考える機会を与えてくれます。物の多さが豊かという考え方は変わりつつあるのです。

毎日、違う場所で起きる

(出典:https://twitter.com/nariakiakai)

 

 

ナルさんはもともとはモバイルハウス製作も未経験

しかし、クラウドファンディングでモバイルハウスの資金支援を募り、自分のモバイルハウスを製作しました。

 

現在はモバイルハウスと共に多くの場所へ行き、そこでの出会いや発見を各種のSNSで発信。

見るたびに「今日はこんな所にいるんだ!」とワクワクする発信をしています。

毎日、違う場所で起きるなんて、最高にロマンありますよねぇ〜!!!

日本最大の大仏を眺めながらノマドワーク🚚✨
暑くて溶けそう!!! pic.twitter.com/2U70576MNU

— ナル🚚モバイルハウス暮らし (@nariakiakai) August 6, 2019

ナルさんのTwitter ナルさんのFacebook ナルさんのinsragram

時には試練も…!寒いもんは寒い!!!笑

(出典:https://twitter.com/OOHORI_bicycle)

 

・coトラック(NPO法人 ひとまき)

 

「何度でも生き方を選べる世の中へ」を理念とする高知のNPO法人 ひとまき。

2019年の初頭に約2か月間でモバイルハウスで全国を巡る企画を実施しました。

クラウドファンディングでモバイルハウス製作の資金を募り、Twitter上でも #coトラック というハッシュタグで随時旅の様子を配信していました。

しかし、道中は苦難の連続だった様子!

予期せぬトラブルや移動の都合上、仕方なく寒い場所で寝ることも。

#coトラック ついにエンスト。

長野の佐久でお世話になった方たちに、救援していただきました。

旅にトラブルはつきものですね…💦 pic.twitter.com/A5Qv0uRHLl

— やのだいち🐒スモールビジネス (@123Vaal) February 1, 2019

#coトラック の「寒い」特集

1枚目
和歌山の山奥で「この旅ヤベぇかも」と初めて思った寒さw

2枚目
京都で吹雪w

3枚目
雨漏りで矢野氏の枕がびしょ濡れに

4枚目
千葉で冷凍coトラックにw pic.twitter.com/IXS1vWSmO1

— ブルゾンみきお (@OOHORI_bicycle) March 16, 2019

ロマンだけでなく、こういった現実も知っておいたほうが良いですね笑

しかし、これだけの苦楽を共にすればモバイルハウスは立派な相棒です。

モバイルハウスだからこそ、道中で困ったことがあればそれを助けてくれる人との出会いもあります。

普通の家では体験できない、多くの人との関わりを持つことができるのです。

#coトラックのtweet

動く家なので、時には事故に遭うことも・・・・。

(出典:https://note.mu/live_different)

 

しうんさんは現在、モバイルハウスでの生活をやめてしまいましたが、過去に「荷台家族」としてモバイルハウスでの生活をご家族で行っていました。

モバイルハウスの名前は「ゆんゆん号」

しかし、過去にはモバイルハウスが横転してしまうという経験も…!

(出典:https://note.mu/live_different)

 

一時はモバイルハウスを手放すことも考えたそうですが、「自分たちは何がしたくて、したくないか。そして、どんな暮らしを実現したいのか」を考えた結果、モバイルハウスを修復することを決意。

二か月の修復期間を経て、ゆんゆん号は復活を果たしました。

モバイルハウスも家族でもある…そう感じさせてくれる温かい発信をしています。

荷台家族さんのnote

世界に一つだけ!自分で造る楽しさ

(出典:https://note.mu/live_different)

 

もう一つ、モバイルハウスならではの醍醐味があります。

それは自分自身で製作できる、世界でただ一つの物にもなるということ。

 

確かに購入できるモバイルハウスもありますが、自分の手で造ったモバイルハウスなら愛着も湧きます。

人によって個性がでるのも面白い点です。

 

一見難しそうなモバイルハウス製作ですが、誰でも挑戦できます

実はモバイルハウスオーナーは元は全くの初心者も多いのです。

 

材料費も安く、手間さえかければ造れる!

彼女の実家を出る
ホームレス(路上生活者)になった
とりあえず雨風を凌ぐ為にモバイルハウスを作る事にした
坂口恭平さんの動画見ておいて良かった
予算は3万円で行く
サバイバルスタート pic.twitter.com/VAryn9ITX9

— わど監督(路上の芸術家) (@WadoMovie) September 29, 2019

材料は主にホームセンターで手に入り、必要な道具と手間さえあれば安価に作成することができるのがモバイルハウスの大きな特徴です。

こちらのtweetの方は3万円の資金で自転車を元にモバイルハウスを製作しようとしています。

 

中には廃材を使用して材料費無料で製作する人もいたりと、自分次第で工夫できるのがモバイルハウスの魅力の一つです。

 

家が欲しいと思っても高い…そんな人でもマイホームを手に入れられるロマンを持ち合わせています。

 

未経験でも大丈夫!ワークショップも開かれている

【モバイルハウス制作ワークショップ in 周防大島!】
瀬戸内のハワイこと周防大島でモバイルハウス制作ワークショップ!
僕もワークショップで作り方を覚え、自分の家を作るに至りました!🚚✨

興味のある方は下記URLを見てみてください!
ワークショップで会いましょう!https://t.co/YJ48iierWV

— ナル🚚モバイルハウス暮らし (@nariakiakai) September 27, 2019

「でも、モバイルハウスといってもやっぱり自分で造るのは難しそう…。」

 

そんな悩みはやはり少なくはないようで、最近はモバイルハウスを製作するワークショップも開かれています。

実際に未経験からモバイルハウスを組み立て、生活している先輩から教えてもらえるので、製作以外に生活や暮らし方などの悩みも相談することができ安心です。

まとめ

 

モバイルハウスの持つ可動産という可能性。

家を無理に持たなくても大丈夫。行きたい時に行きたい所へ行けるんだという新たな価値観を与えてくれます。

 

今の世界では確実に暮らし方の選択肢が広がっています。家も動く時代になることは誰が想像したでしょうか。

もちろんモバイルハウスでは、必ずしも全てが上手くいくわけではありません

だからこそ道中の出来事がより印象に残り、トラブルも含めてより濃いワクワクする人生になることも確かです。

 

もし、可動産や場所にとらわれない生き方が気になったなら、モバイルハウスという選択肢も考えてみてはどうでしょうか。

間違いなく、自分の中の新しい価値観が動き出す「可動産」となるはずです。



この記事を書いた人

はるぼー

はるぼー

過去に地域おこし協力隊の元となった「緑のふるさと協力隊」という事業で長野県南部の村に住んでいた。 現在は千葉県富津市を拠点にフリーライターとして活動。 旅×人をコンテンツにするため、日々奮闘中!

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